＃０５０＿１：剰余価値（率）の利潤（率）への転化（その２）３つの資本の例

資本�T�Gp127〜p128
　10000の固定資本−−その年々の摩滅は10％＝1000とする−−と500の流動的不変資本と、500の可変資本とからなり剰余価値率が100%で可変資本が年に10回転するとすると、1回転の生産物価値は
　　１００ｃ（摩滅分）＋　５００ｃ＋　５００ｖ＋　５００ｍ＝　１６００
10回転を含む1年の生産物価値は
　１０００ｃ（摩滅分）＋５０００ｃ＋５０００ｖ＋５０００ｍ＝１６０００
前貸し総資本Ｃ＝１００００＋５００＋５００＝１１０００だから
　　ｐ´＝５０００ｍ／１１０００Ｃ＝４５・５／１１％

資本�U本�Gp128
　固定資本9000−−その年々の摩滅は資本�Tと同じ1000、流動的不変資本1000、可変資本1000、剰余価値率は資本�Tと同じ100%で回転数は5の資本の1回転の生産物価値は
　　２００ｃ（摩滅分）＋１０００ｃ＋１０００ｖ＋１０００ｍ＝　３２００
5回転の年生産物価値は
　１０００ｃ（摩滅分）＋５０００ｃ＋５０００ｖ＋５０００ｍ＝１６０００
前貸し総資本Ｃ＝９０００＋１０００＋１０００＝１１０００だから
　　ｐ´＝５０００ｍ／１１０００Ｃ＝４５・５／１１％

資本�V�Gp128〜p129
　極端な例として、固定資本が全くなく、流動的不変資本が６０００、可変資本が５０００で１回転しかしない資本は
前貸し総資本Ｃ＝６０００＋５０００＝１１０００で
　　ｐ´＝５０００ｍ／１１０００Ｃ＝４５・５／１１％